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TOKIO「手紙」をいまさらながら推したい

果たしてTOKIOの「手紙」を知っている人がどれだけいるか、正直不安である。個人的には最高にお気に入りの一枚だが、なんといっても、「手紙」はここ最近で一番売れなかったシングルだ。ここ最近と書いたが、もっとはっきりいえば、TOKIOの全シングルのなかで最低売上を叩き出したシングルでもある。ファンなのにこんなこと言うのはつらすぎるが事実だから仕方がない。(売上枚数が気になっちゃう人は大変お手数おかけいたしますが、ぐぐってください。桁見間違えてる???ジャニーズ???って思うかもしれませんが事実です。)発売は2013年、「リリック」からの「手紙」で2か月連続リリース!というTOKIOにしては珍しく間隔あけずに発売され、しかも太一くんの主演映画「だいじょうぶ3組」の主題歌でもあるのに売れず、認知度もすこぶる低い。

 

手紙(初回限定盤)(DVD付)

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なぜ売れていないのか不思議でたまらないしわたしのなかでの永遠のテーマだが、初回にジャニーズには当たり前についている「特典」がないからかなとも思う(それにしたって、売れてないのは事実だけど。笑)。売り出されたのは初回と通常の2パターン。初回についているのはMVのみ、カップリングもなし。MVだけでたしかに十分なんだが、そのMVが最高すぎたがゆえにメイキングがないのが残念でならない。というか、TOKIOはほとんど他のグループであるような初回特典つけないんだよおおおおお。いいんだけどおおお。ここ最近のCDにはついたりもするけどおおおお。正直、ここ最近出るCDの上位は特典が全てだとおもってる。いくら曲がよくたって、特典がなきゃ買わないとかある。初回も数パターンあれば全種買う人がいるんだから売上枚数は増える。わたしもKAT-TUNやWESTはそうだ、最近ではTRAGEDYもunlockも逆転winnerも迷わずとりあえず一通りぽちってた。なんだかTOKIOはCDが売れないとかいう残念な傾向にあって、悲しいかな常にジャニーズなのに売れないとか言われてしまうんだが、あんなに熱を込めて自分達で曲作りしてるのになんでなんで売れないんだとファンとしてはもだもだしまくってている。まあ売れないのはたしかに事実は事実だし認めるが、じゃっかん、事務所というかレコード会社の売り方の問題もあると思ってる。そもそも売る気ないだろとも言いたくなる。でもこの話は話し出すと止まらなくなるから今度にするよう><><><

 

話を戻す。「手紙」は正直、TOKIOっぽくない。なんせ作詞はYUKI。曲もまるでYUKIが歌うかのようなメロディーで、これといってサビに特徴があるわけでもない。「はっしっれ!はっしっれ!じっぶっんっのったっめっにっ!」(ちなみに自分のためにの裕翔りんさんは天使のように美しい)(裕翔りんさん担でもあります)のような爽快感はない。「あ~~~花が咲く~~~理由もないけど~~~」(ちなみに花唄も死 ぬほど好きです)という春を感じさせるような節はあるがそこまで明るくはない。「そ~~~の船ぇを漕いでゆけええええ」(言わずと知れた名曲、カラオケで入れる90%の確率でTOKIOいいよね!て言われるからそうだろ他の曲も聞いてくれと言おうとする口を塞ぐ)のような男臭い中島みゆき感もな い。でも間違いなくシンプルに聴かせる曲で、聴いていると不思議と穏やかな気持ちになる。天気の良い昼下がりにふらりふらりと散歩をしたくなるような。とはいえまあ、一度しか聴かないと正直耳には残らない曲かもしれない。

それでも、わたしは「手紙」がむちゃくちゃ好きだ。ファンのなかでも賛否両論あるかもしれないが、わたしはとにかく好きだ。太一くんが結婚を発表したときはこれを聞いた。泣きながら「手紙」を聞いた。そのままファンクラブ会報を読んでさらに泣いた。ちょう好き。よくわからないけどこの曲=太一くんなんだ。そりゃ主題歌だったからってのはあるんだが、なによりもピアノが泣きたくなるくらいに心地良い音色で、それはそれは優しい気持ちになる。ちょっぴり切なくて、昔の懐かしい想い出をぎゅっとしたくもなる。なによりも、太一くんが奏でるピアノで始まるのが死ぬほど好きだ。思わず目を閉じて、聴きいってしまう。どれだけ怒り狂っているときでも、きっとこの伴奏を聞いたら癒しの粉をかけられたかのように気が安らぐだろう。ちょっと言い過ぎたかもしれない。あ、そうあと「久しぶり 元気かい? 手紙を書くよ」と柔らかな長瀬の声には思わず聴きほれてしまうのもたまらない。終始長瀬の声が柔らかくて心地いいんだ。(ちなみに一番好きな演出は、少年プレミアムで披露された「手紙」!!!!!!)

あとはハモリが最強に耳心地がいい。TOKIOはバンドだ。だから基本は長瀬がボーカルで、長瀬の声にもちろん聴き馴染みがあると思うしそれでいいんだが、実はTOKIOは全員歌が歌えるし、ハモリが得意である。(※基本メインは長瀬、サブ及び高音のハモりは山口さん、そのもっと上の音のハモはリーダー、低音は太一くん)ハモリがとにかくいいから、うそだ~~~~~って思いながら10秒でいいから騙されて聞いてみてほしい。

そして外せないのがMV。とにかく「手紙」のMVは最高だ。しかし落ち度はメイキングをつけなかったこと。常々Jストにはそうじゃないだろ?!!?!?!と思うことがあるのだが、これほどまでにメイキングがなくて悲しい思いをしたものも少ない。曲も好きだがMVも死ぬほど好き。めちゃめちゃ上出来なMVなんだ。楽しそうに撮影をしたという話も知っている。どうやって撮影したんだろうって気になる。でも公式はメイキングを供給してくれなかった。ドSだ。松岡の髪型が宇宙人みたくなってるがそれも含めていいMVだ。このときの太一くんは前髪があって大変わたし好みだからそれでいいんだ。

語彙力がないなか、無理やりどんなMVか説明すると、3列くらいにTOKIOがずっといる、画面がずっとわちゃわちゃしてる。まずい。すでに日本語が崩壊している。続けよう。一番奥では松岡と太一がなんか食べたり、太一くんが風船で遊んでたり、長瀬がドアからおもむろに出てくる。かわいい。狂ったようにドラム叩く松岡もいる。かわいい。真ん中は、ながーーーーーーーーーーーい机に座ったTOKIOがとなりに順番に、男の子からもらった受けとった手紙を渡していく(画面がずーっと横にスクロールしてくというか。。ワンカメショーみたいな)。松岡→リーダー→長瀬→山口くん→太一くん→松岡→リーダー→長瀬…って渡されていくかんじ。伝わってください。受け取り方も反応も毎回さまざま。手紙を受け取って、にこってしたり、にやにやしたりしながら、またとなりへ、となりへと。UNO楽しんでる山口くんと太一くんとか、ワイン飲んでる山口さんも、もぐもぐ太一くんも拝める。最終的には、長瀬が手紙を女の子に渡して頭をなでる。激かわ。で、並行して一番前では長瀬が風船割ったりしてる。前じゃなかったかも。長瀬がギターひいたりしてる。唐突に松岡がリズムをとりだすのは笑う。鍵盤ハーモニカwith太一くんまじかわいいし鍵盤ハーモニカ与えたひとにお金あげたい。画面中そこらじゅうにTOKIO。いたるところでふざけてるから何度も見ることになる。幸せ。1ミリも伝わらねーじゃねーか!!!日本語って難しい。ただいいたい事はひとつ。とにかく、見て欲しい。

 

手紙(初回限定盤)(DVD付)

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 ※二回目の貼りつけであることは承知しております。

 

なんか誰ともTOKIOの「手紙」いいよね!!!て言い合えなくて寂しいからステマした。反省はしていない。一人でも多くのひとに、すてきな曲に出会えたなあと思っていただけますよう、心より祈っております。